登録販売者と薬剤師はどう違う!
登録販売者と薬剤師という医薬品販売の専門資格がありますが、この二つの資格の違いについて紹介します。
受験資格と試験に合格後の手続きの違い
区分 | 根拠法令 | 受験資格 | 試験合格後の手続きなど |
薬剤師 | 薬剤師法 | 6年間、薬学系の学部学科を設置している大学で課程を修了していること。 | 厚生労働省の薬剤師名簿に登録申請を行い、厚生労働大臣から薬剤師免許の付与がある。 |
登録販売者 | 薬事法 | 無し | 勤務予定地を管轄する都道府県保健所などに、販売従事登録申請を行い販売従事登録証の交付を受ける。 |
薬剤師は、薬学系の学部学科を設置している大学で、6年間専門知識を学び、課程を修了後、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。
2011年以前は4年制でしたが、2012以降は6年制となりました。これは、医療の高度化や医薬分業の進展に伴って、薬剤師には、従来の基礎薬学に加え医療薬学の知識と技術が必須となったためです。6年制の教育はこのような社会的な要請に応えたものです。
また、長期の実務実習など実臨床に即した内容がカリキュラムに組み込まれています。
薬剤師の国家試験に合格し、厚生労働省の薬剤師名簿に登録を申請すると、厚生労働大臣から薬剤師の免許が与えられます。
一方、登録販売者は受験資格はなく、誰でも受験できます。登録販売者試験に合格して、勤務先を管轄する都道府県の保健所などに販売従事登録申請を行い販売従事登録証が交付された後、登録販売者として業務に従事することができます。
登録販売者と薬剤師で大きく違う一つには、試験を受けるための受験資格に大きな違いがあります。薬剤師の場合薬の調剤ができたり、一般医薬品第一類から第三類まですべて販売できたりと薬に関して最も専門的な知識を有する資格です。このため、受験資格も6年間大学で専修課程を修了する必要があるのです。
取扱うことのできる医薬品の違い
薬剤師と登録販売者では、取扱できる医薬品の区分が違います。
医療用医薬品と一般医薬品
医薬品には、医療用医薬品と一般用医薬品があります。
【医療用医薬品】
医療用医薬品は、病院や歯科医院などで医師や歯科医師が処方する薬のことで処方薬とも呼ばれます。医療用医薬品は、医師が発行した処方箋を基に調剤薬局で薬剤師が調剤し患者に提供される医薬品です。
【一般用医薬品とその区分】
区 分 | 内 容 | 主な医薬品例 |
第一類医薬品 | 自由に手に取ることができない場所においてあり、薬剤師からの指導・文書での情報提供を受けたうえで購入できます。 | 胃腸剤、ニコチン貼付剤、一部の育毛剤など |
第二類医薬品 | 薬剤師又は登録販売者は、情報提供に努めなければなりません。特に依存性のあるものなどは「指定第二類医薬品」として区別されます。 | 主な風邪薬、解熱鎮痛剤など |
第三類医薬品 | 薬剤師又は登録販売者による情報提供についての義務はありませんが、疑問点などがあれば積極的に説明を受けられる。 | 主な整腸剤、ビタミン剤など |
薬剤師と登録販売者が取り扱う医薬品の区分
薬剤師は、処方箋に基づいて医療用医薬品の調剤と販売ができます。また、一般医療用医薬品の第一類から第三類まですべての医薬品の販売もできます。
登録販売者は、一般医療用医薬品の第二類医薬品及び第三類医薬品の販売ができます。
一般医療用医薬品は、調剤薬局や薬店・ドラッグストアなどで、処方箋なしで買うことができる薬になります。利用者が自分の健康状態に基づいて、調剤薬局などで薬剤師や登録販売者からの適切な情報提供を受け、利用者が自己責任・自己判断において購入する薬になります。
登録販売者から薬剤師になるには
登録販売者と薬剤師の違いは先に説明したとおりです。ただ、医薬品を取扱う仕事としては同じような資格だと感じる人も多いと思います。
登録販売者としての実務経験は無駄ではなく、登録販売者から薬剤師になるには有利な取り扱いがあり、楽に薬剤師になれるのではと考えてしまいます。
先に説明しました、受験資格と試験に合格後の手続きの違いや取扱うことのできる医薬品の違いなどでもわかるように登録販売者と薬剤師は、運用される法律が違います。
薬剤師になるには、6年間、薬学系の学部学科を設置している大学で課程を修了し、薬剤師の国家試験に合格しなければなれません。
登録販売者試験 一発合格勉強方法とは・・・
登録販売者を目指して登録販売者試験勉強に取り組んでいる方また、今から試験勉強に取り組みたいという方に朗報です。
登録販売者資格を取ることで得られる主なメリット
登録販売者資格を取ることで得られるメリットがあります。以下にご紹介します。
登録販売者のメリットはおわかりいただけたと思います。いま目指す資格は、登録販売者です。受験予定の方は、資格を取ると決めたなら短期間の試験勉強で一回の試験で合格することが重要です。
登録販売者の資格を取って、今勤めているドラッグストアでスキルアップをしたい、調剤薬局への就職や転職を有利に進めたい受験者の方は多いと思います。
一回の試験で合格して予定どおりにスキルアップ、就職・転職ができたらどんなにいいでしょうか!これが一回の試験で合格できなかったら、思っていた人生計画もできません。勤めたかった職場に就職できなかった、今後の仕事のやり方、考え方を変えなければならない等計画がどんどん崩れていきます。
なによりも、試験勉強を引き続きしなければならないのが一番苦になりますね。
登録販売者受験者の方、一回の試験で必ず合格して、今やりたいと思っているやりがいのある仕事を是非、手にして下さい。
そして、ドラッグストアや調剤薬局など、登録販売者の有利性を生かして働ける場所で働きましょう。
「登録販売者試験 一発合格勉強方法とは・・・」を、最後までご覧いただくと必ずその答えがあります。そして試験勉強をしっかり行っていきましょう。
登録販売者資格試験の現状と難易度
直近5年の全国の登録販売者の受験者数や合格者数等から現状を見ると、受験者数は確実に増えています。これは、ドラッグストア業界の右肩上がりの成長により店舗数の増加やコンビニやスーパー、家電量販店等で一般医薬品を取り扱う店舗が増えて、登録販売者の求人数が増加しているためです。
今後も登録販売者の求人数は増加していきますので、就職・転職先として有利になります。また、登録販売者の売り手市場の環境の中で有資格者の就業条件は向上しています。
登録販売者試験難易度の判断になる合格率を見てみると41~45%程度が合格率です。二人に一人が合格されている状況です。国家資格の中では比較的取りやすい資格になります。しかしながら、年々少しづつですが合格率が下がっています。
ですから登録販売者試験の難易度は決して低い方ではありません。高い方です。
登録販売者試験の受験者数の推移と合格率、難易度
登録販売者試験実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
H20 | 91,024 | 58,715 | 64.5% |
H26 | 31,362 | 13,627 | 43.5% |
H27 | 49,864 | 22,901 | 45.9% |
H28 | 53,369 | 23,330 | 43.7% |
H29 | 61,126 | 26,606 | 43.5% |
H30 | 65,500 | 27,022 | 41.3% |
R1 | 65,288 | 28,328 | 43.4% |
R2 | 52,959 | 21,953 | 41.5% |
(厚生労働省 登録販売者試験状況より)
登録販売者試験は、今後も受験者数が増加していくのはまちがいないでしょう。また、少しづつ合格率が下がっているのもまちがいありませんので、問題がより専門的になっている傾向にあります。こんな中で、短期間の試験勉強で一回の試験で合格する方法はないのでしょうか?
登録販売者試験一発合格勉強方法とは?
あります!短期間の試験勉強で一回の試験に合格する方法は、登録販売者試験対策通信講座です。
登録販売者試験の試験勉強方法の一つは、問題集を中心に独学で勉強する、二つ目は、休職中の方等で時間に余裕があるので近場の登録販売者試験通学スクールに通い試験勉強するという方法がありますね。それぞれ今の自分に合った試験勉強方法で勉強されていると思います。
三つ目が、登録販売者試験対策通信講座の受講です。何と言っても受験者の多くが仕事をしながらや子育て奮闘中等、日々忙しい中での試験勉強だと思います。
仕事をしながらの試験勉強は、残業があったり出張があったり仕事を優先しなければならないため、試験勉強の計画をしてみてもなかなか計画どおりに進められません。
家に帰って登録販売者試験の問題集を広げて、独学でやるのはとってもきつい・つらい試験勉強になります。また、仕事がきつい時はやる気もでてきませんしモチベーションの維持もなかなか継続がしずらい状況になります。
そして、自分に甘えて「今日は疲れたから、明日から勉強しよう。」と言い聞かせながら進めていくと、あっという間に試験日が近づいてきて寝るのも惜しんで勉強したものの結果、合格できなかった。そして、2回目の試験3回目の試験と受験されたケースも少なくありません。
ですから、登録販売者の資格を取るぞと決めたら、集中して一回の試験で合格することを考えて実行することです。
登録販売者試験対策通信講座は、登録販売者試験勉強の悩みを解決してくれます。登録販売者試験対策通信講座は、期間が定められていてモチベーションを維持しながら計画的に試験勉強をすることが出来ます。
受講者に最適な学習方法のアドバイスもあり、受講者の環境に応じて学習ができるので自宅学習でストレスなく受講できます。
特に登録販売者試験勉強が初めての方は、勉強方法がわからないと医薬品の成分名を一度に覚えようとしてパニックになったりします。登録販売者試験対策通信講座では順序だてて学べるので独学よりずっと頭に入りやすいと思います。
また動画を使って授業するスクールもありますが、苦手な分野は何回も見れるので苦手分野の克服も確実にできるようになっています。
ただ、独学と違うのは通信講座の受講料が必要になりす。スクールにより違いますが約35,000円~50,000円が受講料として必要です。
これを無駄・受講料が高いと思うか、自分への投資と思うかです。私は自分への投資と考えると安い受講料と思います。登録販売者の資格を取ることで得られるメリットでも紹介しましたが、パート職員から正社員へのスキルアップややりがいのある職場への転職等がかなえられると思うと決して高い受講料ではないと思います。
受講料の支払い方法は一括払いもありますが、分割払い等でも対応してもらえますので、生活費への影響も軽減されます。また、講座受講料の20%が給付される教育訓練給付金制度を活用し、受講料を抑えることもおすすめの方法です。
有名な登録販売者試験対策通信講座
登録販売者試験対策通信講座を実施しているスクールは数多くありますが、ここでは有名で登録販売者試験対策通信講座で実績のあるスクールをご紹介します。
スクール名:三幸医療カレッジ/学校法人三幸学園グループ
講座名:通信】「令和6年度試験向け」登録販売者受験対策講座 随時受付中 受講料:35,200円 期間:約3ヶ月 講座の特徴:合格率82%の大人気の授業が1年間見放題! 三幸医療カレッジ受講生の合格率は、82%で全国平均の約2倍です。1回約15分84本の大人気授業を24時間好きな時間に学べます。初学の方にもわかりやすい工夫が満載です。直前対策セミナーで確実な合格を目指します。 |
スクール名:資格のキャリカレ/キャリアカレッジジャパン
講座名:【通信】登録販売者講座/合格できなければ全額返金! 受講料:38,500円 期間:約3ヶ月 講座の特徴:試験不合格の場合は、[受講料全額返金]。合格の場合は[好きな講座を無料で受講できる!]という絶対の自信をもって作成された講座内容。 出るトコだけ学べる効率カリキュラム!重点掴める映像講座。どんどんわかり、どんどん進む!困った時はメールで質問。講師の丁寧なサポートで、合格まで一直線! |
スクール名:ヒューマンアカデミー/通信講座[たのまな]
講座名:【通信】登録販売者合格講座 受講料:37,000円 期間:6ヶ月 講座の特徴:3ヶ月で合格を目指せるプログラム!一押しです。 過去試験の頻出問題が凝縮された教材を取り揃え、わずか3ヶ月の学習期間でも合格が目指せます。 |
スクール名:生涯学習のユーキャン
講座名:【通信】働きながらでもムリなく合格が目指せる!登録販売者講座 受講料:49,000円 期間:約8ヶ月 講座の特徴:8ヶ月間しっかり学習。働きながら合格を目指す忙しい方も、初心者から合格を目指す方も、ムリなく合格力が身に付きます。 |
おすすめの登録販売者試験対策通信講座は!
おすすめの登録販売者試験対策通信講座は、有名なスクールから見ると、3ヶ月の短期間の受講で合格を目指すのは三幸医療カレッジの登録販売者受験対策講座がおすすめです。
まず、3ヶ月の短期間の受講ですから集中力の維持、モチベーションの維持をしながら受講することが可能になるので効率的な試験勉強ができます。
三幸医療カレッジの登録販売者受験対策講座は、なんといっても圧倒的な合格率の高さにあります。三幸医療カレッジの受講者の合格率の実績がスクール選定の重要なポイントになります。
平成30年度の三幸医療カレッジの登録販売者受験対策講座受講者の合格率は81%でした。仮に100人の受講者がいれば81人が登録販売者試験に合格したことになります。なお、全国の平均合格率は41%でした。全国の約2倍の合格率はとても高い合格率になります。
その高い合格率を引き出しているのが、授業がとにかくわかりやすいと言われています。三幸医療カレッジの授業は、専門性と情熱を備えた講師陣が、医薬品の勉強が初めての方でも安心して学べる授業が合格に導いています。
また、授業はライフスタイルに合わせて選べるようになっています。通学が可能な方は近くの教室で学ぶ、通信講座ではWEBで学ぶ、DVDで学ぶこの3つから選んで受講できます。
三幸医療カレッジの登録販売者試験受験対策講座は合格率が高い
1回約15分全84本の授業が1年間見放題!
三幸医療カレッジの人気講師が担当するリアル授業を、WEBやDVD上でご覧いただきます。通学コース(42時間)と同じ授業を効率的に編集しているので、約半分の21時間で全項目の視聴が可能。1コンテンツあたり15分程度の授業だから、忙しい方にもすきま時間を活かしながら合格を目指していただけます。
テキスト学習の通信講座とはまったく違う!eラーニング・DVD受講の魅力とは
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とにかく授業がわかりやすい
説明がロジカル、ポイントも明確な授業で、テキストを読むだけの勉強とは理解の速さ深さが全然違います。 耳からの情報が大切なことを実感!重要な成分名や専門用語は先生が授業中に何度も繰り返してくれるから自然と記憶に残ります。 授業中の板書がとにかくわかりやすい!テキストを読むだけでは理解しにくいところも頭の中がスッキリ整理されます。 「ここは必ず出るよ!」「この成分の覚え方はね…」など、興味を引き出すフレーズがちりばめられた授業は迫力満点!飽きずに受講できます。- 自分のペースで勉強できる
授業を聞きながら一時停止で板書を写したり、苦手なところを繰り返し再生したり、自分のペースで勉強できるのが便利です。項目ごとに授業が区切られているから、覚えたところは飛ばしてOK!苦手なところだけ繰り返し勉強するのが効率的です。
すきま時間の活用ができる
通勤電車でテキストを広げるのは大変だけど、eラーニングならスマホで授業を聞けるからすきま時間の活用に最適!机に向っているときよりかえって集中できます。 通勤中、食事中、家事の最中など、eラーニングを聞き流しているだけで驚くほど知識が定着します。難しい成分名も正しい発音を聞いていると、テキストだけよりずっと覚えやすい! - 自分のペースで勉強できる
三幸医療カレッジの通信講座は、効果と効率を極めたオリジナルの教材を使った3ステップ学習、【ステップ1受験対策講座】、【ステップ2全国公開模擬試験】、【ステップ3直前対策セミナー】で確実に合格が狙える学習方法になっています。
更にお得なのが、三幸医療カレッジの登録販売者受験対策講座は、厚生労働省が雇用の安定と再就職の促進を目的として実施されている一般教育訓練給付金制度の対象講座です。該当される方は、受講料の一部(20%)が給付されるありがたい制度です。手続きも難しくないので有効に活用しましょう。
三幸医療カレッジ受講者、合格者の声
Hさん(46歳) 愛知県で合格 登録販売者受験対策講座(DVDコース)
テキストだけでなく、DVDで授業を受けながら勉強できたのが良かったです。時々勉強方法に迷うことがあって質問しましたが、先生の丁寧なアドバイスどおりに取り組むことで着実に力がついたと思います。試験問題はテキストの内容が多く出題されていて、落ち着いて解答出来ました。
kさん(27歳) 東京都で合格 登録販売者受験対策講座(通学コース)
授業が分かりやすかったので、ノートづくりや成分名の暗記さえ楽しかったです。おかげで、本試験が簡単に感じられるほどでした。講座で使っていた問題集に載っていた問題と似ている出題も多く、考える時間が短縮できて午前・午後とも20分以上時間が余りゆっくり見直すことができました。
このように三幸医療カレッジの登録販売者受験対策講座は、一回の試験で確実に合格が狙える通信講座です。登録販売者試験を受験される方に一押しの講座です。
三幸医療カレッジの登録販売者受験対策講座の内容を確認するため無料資料請求をしましょう。
2024年(令和6年度)の登録販売者受験対策講座「通信コース」の申込も随時受付中です。早めから準備したい方や自分のペースで学習したい方、講座の資料を取り寄せて内容を確認しましょう。
講座資料の内容は、講座の内容・受講料等はもちろんですが、受講者の口コミがとても参考になります。登録販売者資格取得の目的や学習方法、資格取得後の現状等有意義な内容が盛りだくさんです。特に、思ってもいなかった資格取得後の現状等は、試験勉強の後押しに繋がったりしますので是非資料を取り寄せてご覧ください。
資料請求は、もちろん無料で、後で電話勧誘など一切ありませんので安心して資料請求してください。また、資料請求方法もスマートフォンで入力フォームに必要事項を入力すれば完了で、とっても簡単です。
1週間ほどで講座の資料は届きますので、内容を確認して講座を受講すると決めたらまた、スマートフォンで資料に基づいて講座の申込を行えば完了です。後はスクールより指示があるまで待って対応しましょう。
なお、下記のボタンより講座の資料の請求をすることができますが、登録販売者試験対策通信講座の有名なスクール【ユーキャン・キャリアカレッジ・ヒューマンアカデミー】も併せて講座の資料を請求することができます。気になる他のスクールも一緒に資料請求を行って比較することも可能です。是非ご利用ください。